命がある以上いずれ訪れる別れには備えておかなければいけません。
最近は霊園、とりわけ民間霊園ではさまざまな墓所の種類があります。本記事では、民間霊園にどのような墓所の種類があるのかをご紹介します。
一般墓所
一般墓所とは、もっとも多くみられるスタイルのお墓です。一か所一か所が区分けされています。皆さんがお墓と聞いて想像するのはこちらではないでしょうか。
昔からある伝統的な様式のため、控えめな雰囲気を好む方におすすめです。区画の広さもさまざまで、墓石以外に塔婆や墓誌、植木などを設けることもあります。
ゆとり墓所
広々とした空間で墓石のデザインも自由に選べ、外構を花壇として利用できる墓所です。ゆったりとした開放的な空間をお望みの方におすすめです。
永代供養墓
先祖代々ではなく、おひとりだけ、ご夫婦だけといったお墓をお望みの方や、お墓を受け継ぐ方のいない方向けのお墓です。
ペットと眠れる墓所
大切な家族の一員であるペットと一緒に眠れる墓所です。ペット専用墓地ではなく同じ墓所に入ることができるため、近年注目されています。
寿陵墓
生前に建てるお墓を寿陵といいます。最近では終活がさかんになっており、ご自身であらかじめ準備をする方が多いようです。霊園にもよりますが全体の70%が寿陵墓の霊園もあります。
両家墓
両家墓はふたつの家のお墓を合祀したものです。少子化で子どもが一人の家同士が結婚すると、お墓を受け継ぐ墓守がいなくなってしまう場合があります。そのような事態を避けられるため、最近では両家墓を建てられる霊園も増えてきました。
いかがでしたでしょうか。
一般的な霊園の墓所の種類をご紹介しました。
生きている限り命に終わりがくることは絶対に避けられないことです。そのときのために霊園やお墓に少しでも興味をもってみませんか。